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ビジネスプランを立ててみよう

  • 執筆者の写真: T K
    T K
  • 2月9日
  • 読了時間: 3分
  • まずはアイデアをビジネスプランにしてみましょう。


ビジネスプランの作成は必須ではないですが、自身のアイデアを具現化し誰に何を提供するのかなどを明確にするのに役立ちます。また、もし銀行や投資家に自分のアイデアを売り込む場合も必要になってきます。


まず最初の目標は具体的に文書化することです。最初から完璧なプランなどありませんのでまずは完成させてみましょう。

実際に越えなければいけないハードルやその先にあるゴールなどが見えてきます。


決められたフォーマットはなく自由にアイデアをテキスト上に具現化していくわけですが、以下のような項目は最低限考慮しておくと良いでしょう。


・何をする会社なのか。

・解決する顧客課題は何か。

・どのように顧客課題を解決するのか。

・メインターゲットは誰なのか。

・市場状況はどうなのか。

・誰が競合になるのか。

・売上予測や費用予測はどの程度か。

・どのようにしてスケールするのか。


下に筆者がCloudly Assistantを創業した際に頭の整理に使ったビジネスプランを参考までに記載します。(最初はこの程度で十分だと思います。)


リーンビジネスプラン例

■Identity (アイデンティ)

アメリカに進出する企業や個人を日米通算20年のキャリアから網羅的にサポート、挑戦する仲間を増やしていく会社。

■Issues to be solved (顧客課題)


米国進出にあたって素晴らしいビジネスアイデアを持っていながら言語や商習慣の壁でなかなか一歩前に踏み出せない、またはいざ進出してみたもののスケールできない、などの悩みがある。

■Value Proposition (提供する付加価値)


日本に居ながらだと現地の最新情報が入りにくい、他のコンサルティング会社は決められた事までしか手伝ってくれない。Cloudly Assistantならカスタムで本当に必要なサポートだけを受けられる。

■Target Market (ターゲット)


日本で成功したビジネスモデルを海外展開したい、1からアメリカで自分のアイデアを試してみたい、既にアメリカに進出してみたがよりスケールさせたい、というアントレプレナー、経営者、海外事業部の方々。

■The Competition (競合状況)


カリフォルニア、特にLA近郊で日本から海外進出をサポートする会社は多々ある。大手人材紹介会社や物流会社がサイドで海外進出サポートを行なっているケースも多い。Cloudly Assistantでは実際のビジネス経験豊富なコンサルタントがクライアントのニーズに合わせてカスタマイズしたサポートを提供できる。

■Revenue Streams (売上予測)


顧客単価$XX x 月平均利用者/社 XXX件 = 月売上$XXX

■Marketing Activities (マーケティング活動)


クチコミがメイン。ブログや記事を活用したSEO対策

■Expenses (費用)


レンタルオフィス月額利用料・インターネット代

■Team and Key Roles (パートナー・従業員)


LA地区を中心にレストランオーナーやスタートアップ、会社経営者などのネットワークを持ち、リアル体験からのアドバイスをもらえる。

■Milestones (マイルストーン)


サポート件数100件が当面の目標



US Small Business Administration(SBA/米国中小企業局)ではビジネスプラン作成支援ツールとして架空の木製玩具会社のリーンビジネスプランのテンプレートを公開しています。 


テンプレートはここからSBAのサイトに移動してダウンロードができます。

US SBA(米国中小企業局)のサイトでもビジネスプラン作成に役に立つ情報を公開しています。
US SBA(米国中小企業局)のサイトでもビジネスプラン作成に役に立つ情報を公開しています。

また、Cloudly Assistantが任意で日本語に訳したテンプレートも以下からダウンロードできますので是非ご活用ください。




 

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